2010年9月22日水曜日

日本経済新聞の読み方講座

秋学期が始まるので、催しを中心に活動が活発化しつつある。
9月22日は「日本経済新聞の読み方講座」が小笠原 史喜(おがさわら・のぶき)氏を招いて催された。
氏は、日経メディアプロモーションに所属され、人材育成事業を担当されている。
特に、日経の「公認読み方アドバイザー」のタイトルをおもちである。
さて、講義は滑らかに進んでいった。時折会場の学生諸君との対話が盛り込まれている。大学の講義としても実に立派なものだった。
膨大な新聞情報をいかに処理しつつ、社会人としての毎日を過ごすか。
古くして新しい問題である。そこにテレビ情報やら特にインターネット情報が付け加わる。
この基本トライアングルはいずれも欠かす事は出来ないというバランスのとれたご意見であり、全く賛成である。
今朝もコンビニでいつも通り日経を仕入れた。
第一面に注目。トップ記事は、ベトナムに石化基地、事業費3400億円アジア市場開拓とある。それと並んで、第二番目に特捜検事を逮捕と出ている。各社はすべて第一面トップは特捜検事云々だろう。
ここに講師の先生が指摘されている日本経済のパイロット役としての経済紙の面目が躍如なのである。
就活におけるメディア利用のノウハウの後に、後半は具体的に紙面を見ながらの「読み方」の伝授であった。リード文の効用、リードがみえないべた記事のリードはどこ?、各面の情報内容の相関はなど、改めて私たちにも大いに参考になった。忙しければこのXX面はすぐに読まなくってもよいなど、企業現場をふまえてこられた小笠原氏の大胆なご意見に会場からの強い反応が感じられた。
就活に希望が出てきたとは、参加してくれた3回生の意見であった。参加者は就活が全面的に始まる直前の3回生の諸君を中心に17名であった。また、松山大学からも3名のご参加を得た。
期せずしてインターカレッジの日経の会になった。
知的刺激に満ちた研修会であった。有り難うございました。
親しみやすい、しかし熱のこもったプレゼンであった
適宜、タームが簡潔に示される
活字で出せなくてごめんなさい。お名前が変体文字であるとたしかおっしゃっていた。

1 件のコメント:

  1. とても素晴らしいセミナーとなりましたね!
    本番までは準備が大変で、緊張やら不安やらありましたが、終わってみれば、やって良かった、やった甲斐があったという気持ちでいっぱいでした(^O^)/
    今までは読むのに1時間半かかっていた日経新聞も、これからは15分から20分を目安にして読んでみます。
    講師の小笠原さん、参加してくれた方々に感謝です(*^。^*)
    次のセミナーも良いものになるよう、頑張りましょう!!

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