会場は、愛媛大学教育学部の社会科実験室であった。そとはひどい木枯らしだったので、少し暖房を入れたが、まもなく会場の熱気で必要がなくなるほどだった。
地域連携推進機構の副機構長でいらっしゃる土居修身教授ならびにNPO法人Eyesの主幹である横山さんにも視察をいただいた。
また、メディアからは、毎日新聞社の中村敦茂氏が取材にこられた。
さらにこれは特記すべきだろうが、NPO法人 市民未来共社(内閣府地域社会雇用創造事業の対象団体)から畠 一樹氏が参加。終始詳しいノートをとりつつ聴講されていたのが、印象に残った。各界の皆さん、NPO活動での先輩格のみなさんがたの来援を得て、この催しは意気上がるものとなった。
川崎先生の詳細な実業体験を経ての教訓と自己分析の手法が親しみを持った口調で雄弁に語られた。10名あまりの学生諸君の意見も的確にすくいあげられ、インターンシップで実体験をもつ3回生からの簡潔な報告もあった。
私たちNPO法人としてはまだまだ序盤戦であって、今後とも地域雇用の充実のために各種の研修会や講演会やセミナーやそれにインターンシップ事業への連携事業にあたるもの等を催してゆくつもりである。
事務局では法人のリーフレットの作成に、空間デザイナーの徳田さんの参加も得ている。事務局の学生諸君や院生の皆さんが日に日に成長してゆくのがよく分かる。
こうした輪を学外にもしっかり広げて、輝く地域を作り上げるのである。
対立から寛容とコンセンサスへ、論争から協議へ、孤立から連帯へという時代である。それは社会階層、学歴、年齢、貧富の差や性別を問わない壮大な試みの一環なのだ。
徳田先生がデザインされたわがミュージアムにも川崎、畠両氏は訪れて下さったという。
最近の流れだが、大学の広報BBSもこうした取組みの一環として利用させていただいている。全職員と教員が本NPOの催し、取組みを読む機会を得ている。
風邪気味で呼吸がちょっと詰まった感じだったので、自宅に帰り小休止。それから大学に戻った。
終わりに近く、時計はほとんど10時になろうとしていた。講師の先生の偉大なる気力に圧倒される。また、参加した受講生の皆さんも本当に良くがんばっている。熱が伝わってくる。
達成感をもちつつ次のステージに進むという実感であった。沢山の在学中の若い友人を得た。
この催し自体がなにか私たちの活動の画期になったのではないかという感覚が残った。
有り難うございました。
インターミッションではくつろいだ談話が |
川崎先生の説得力ある論点の展開に聴講者の集中力がたかまる |
参加者との対話が適切にちりばめられている |
インターンシップ/自己分析講座の経験者による簡潔なプレゼン |
いよいよシートへの書き込み。学校教育で言う「見守り」/「机間運動」 をおこなうNPO市民未来共社理事の畠氏 |