空間デザイナーの徳田先生が、今まで「どう考えてきたか」を先生の経験談を中心に講演いただくという企画である。会場は今回は校友会館セミナールームである。
空間デザイナーとしての修行時代、入社当初においてデザイナーという肩書きが入った名刺をもらい衝撃をうけたこと、ただちに大きなプロジェクトを先輩のデザイナーと二人で担当したこと、それから退社し郷里で起業するまで、一気に青春の道筋が語られた。後半は、主として自己分析について、客観的な指標を用いながら多面的な[すなわち社会性を併せて備えた]自己理解への道を説かれた。芸術家とビジネスマン・技術者・研究者のそれぞれの要素を個性的に兼ね備えた氏のキャラクターがまさに全開だった。
学生のみなさんとともに先生方の参加が目立った。建築家である曲田副学長にも参加いただき、最後に議論をまろやかにまとめて下さった。期せずしてのことで、お礼申し上げたい。
冒頭、時間の設定がうまく行かず、授業から走って駆けつけたので丁度時間になっていたのに開会が遅れてしまった。後に、参加いただいた先生からきちんと理由を述べて開会が遅れた旨アナウンスするようにご指摘をいただいた。今後の改善点といたします。
会の終了後にいつものように、校友会館一階のイタリアンレストランであるセトリアンで懇親会を催した。
こちらも、とても率直で愉快な会であった。
社会人基礎力を養い就活を楽々こなせる実力をつける。柔らかなタッチと強い説得力に満ちた徳田先生の語り口。 |
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