2010年10月11日月曜日

ばりばりキッズの取組み

10月9日から10日にかけて「いまばりせんいまつり2010」が開催された。事務局長と共に10日の朝、大学を出発して、11時前に現地に着く。
せんいまつりの中では、地場での多様な商品が紹介されていた。また、タオル業界の方々が屋外会場にそれぞれ大きなブースを構えて、優良な品質で知られる今治産の各種タオルを販売していた。
「ばりばりキッズ」のビジネス実習も行われ、地産地消の商品を仕入れて販売する子供たちのインターンシップが行われた。小学生が声をからして商品を勧めて来場のお客さんに売る。4つのブースがそれぞれ完売され、最後にひときわおおきな拍手が起こった。
本NPO事務局からは応援の学生院生が2日間にわたって4名参加して、ビジネス実習の小学生のみなさんのバックアップにあたった。この応援事業はそれ自体、愛媛アカデメイアのインターンシップとも位置づけらる。IBICの品部さんや市の担当職員のみなさんが事前の打ち合わせで大学までいらしていただき、当日を含めきめ細かいお心遣いをいただいた。昼食後は両日とも帳簿の管理や清算が行われ、子供たちが商品販売の実務について学んでゆくという。初歩的ではあれ働いて収入を得ることへの理解が進むことは良いことだ。
昼食は事務局長と会場で大いに売れていたお好み焼きで済ませた。
海の幸を感じる内容の濃い味がした。宇和島のイタリアンと通底するものだった。四国西部の一体性かもしれない。
貴重な機会だと思ったので、午後は中心市街地をやや時間をかけて歩いてみた。松山市の大街道商店街とほぼ同じ規模か。特筆すべきは、海に通じるクリークが商店街の背後を貫いていて、海事都市の面目躍如である。帰路、今治城の横を車で通りすぎた。海水が堀のなかに導水されているうみ城だった。シンメトリックな城郭の姿に強い印象を受けた。
皆さん、ご苦労様でした。
主会場の雰囲気
完売にむけて奮戦する小学生達、マスコミも取材に
良く売れたクッキーやシフォンケーキ


威勢の良いお好み焼きの風景、大変おいしかった
会場外の雰囲気

一角にはリタイアしたタオルの力織機がおかれていた
重厚な鋼鉄製である

中心商店街
裏手には海に通じるクリークが並走していた、斜めの橋が面白い

1 件のコメント:

  1. ばりばりキッズ、ハードでしたがとっても面白かったです!
    役職決定、借入、仕入れ、販売、決算等、学校では教えてもらえないことを体験から学ぶというのは、素晴らしい試みですよね!
    大学生の私にとっても、勉強になることが沢山ありました。
    来年も参加したいです☆

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