2011年6月15日水曜日

研修二日目

東北支援派遣の予備研修二日目である。
この日の午前中は私が講義した。
素材は新聞の記事で、NIE=Newspaper in Educationの手法を用いた。
未曾有の震災・津波被害、福島の原発破損事故---我々はどのような教訓を得る事ができるのか。
日本社会の危機にあたってわれわれNPOの運営にあたっている人間は、何をどう考えているのか?

先遣隊的に第一回の支援派遣にあたってくれる若い世代への講義と対話が行われた。
みなきちんと論点を捉えているので、頼もしい感じであった。
考えつつ、立ち止まらずに行動する。行動して、それを点検し評価する。
PDCAのサイクルの考え方に最後は及んだ。
本日は毎日新聞の中村記者が講義室を訪れて取材してくださった。
垣内さんの講義も、感染症の予防など昨日に続いてリアルな内容のものだった。
ボランティア保険の手続きもようやく終わった。
夕方、事務局の主力を担ってくれている学生さん達とほっとしてお茶をのむ。
France 2(http://www.france2.fr/「フランス・ドゥー」=フランスの代表的なテレビ局、ネットでも定番のニュースショウが楽しめる)のことが話題にのぼった。
少しずつだが就活をなし終えた事務局の学生さん達が、東北支援やインターンシップへの勧誘をすすめてくれている。
おかげさまで、事務局のメンバーも増強されそうだ。希望をもって歩もう。

小雨の乃木坂にて、明治のなごりのレンガづくりか。
ミッド・タウンの壮観、カメラに収まりきれない。

1 件のコメント:

  1. 若い人の活力が欲しい被災地の企業と、被災地の地域・産業復興に尽力したい学生を繋げることに、とても大きなやりがいを感じています。
    事務局側も、被災地で頑張る学生さんたちに負けないよう頑張っていきましょう!

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