今日は、TPPの国内産業への影響予測と英国ウォリック大学名誉教授ロバート・スキデルスキー氏のコメント[「暮らし影響は」、連載「どうする世界債務危機:緊縮より生産・消費刺激」いずれも朝日新聞2011/11/12付け]をみんなで勉強した。
特に、後者のインタビューは純粋種ではないかというほどはっきりしたケインズ主義的な政策提言であり、とても面白い。現下の合衆国やEUのピンチな状態をある程度言い当てているのではないか。
曰く、金融支援では駄目、しっかりした生産と消費への財政刺激策が必要。要するに基礎にたち戻って、国家の力を有効に国民の為に発揮し、有効需要を創出せよということだろう。ここに鍛えられた自由主義の根幹を見る気がする。われわれ日本人も襟を正さねばならぬ。
さて、ルソーの『社会契約論』を院生諸君と読んでいる。昔読んだときよりちょっと違った印象。
有名なくだりはそれはそれとして、いかにしてビッグな命題を導き出してゆくのか。
意外にルソーは直感の人だという印象である。結論的な大命題と別の主要な命題とをつなぐ表面には出ていない言わば地下茎の様な部分に関心が湧く。
その他に、Éric Kerroucheの L'intercommunalité en France (Montchrestien, Clefs politiqueシリーズの一冊)も読み進んでいるが、「進んでいる」というほど能率はあがっていない。
愛南町の屋台が生協購買部「えみか」の外に出ていた。おいしそうなので草もちをワンパック買う。
学生事務局のみんなで味わった。
草月流のクラブがあって、このところ毎年、 学園祭にはミュージアムのプロムナードを飾ってくれる |
ダイナミックですっきりした造形だ |
キャンパスはたこ焼きやその他の店がいっぱい |
仲間の輪が広がる |
石臼をつかって餡餅などをつくる。なかなか美味だった チームワークでがんばっている。なかなかよい。 |
南に向かって、木々の葉が色づいて華やいでいる |
ミュージアムの一隅では大学の先端研究や学部紹介がにぎやかに並ぶ |
平面発光体の開発について、偏向フィルターを使っての説明 |
ぎっしり並ぶ説明 |
こちらは昨11月15日、愛南町の皆さんがどっさり 物産を携えて市を開いた |
餅菓子販売のマダム |
0 件のコメント:
コメントを投稿