2011年7月5日火曜日

第一期生の帰還

T-ACTプロジェクト〜共に挑む・明日をつくるトライアルin東北〜(平成23年度内閣府「地域社会雇用創造事業」東日本大震災復興共創アクション)の第一期生3名が帰還した。
7月4日午後、愛媛アカデメイアのオフィスに入ると、友野大地、井口泰宏、瀬津冬馬の三君が既に座っていた。彼らの顔が急に大人びて見えた。また、2週間の経験が表情に反映している。
メンターの川崎さんや畠さんのご指導をいただき、実習先としては、陸前高田市の高田自動車学校、矢木澤商店、橋勝商店、長谷川建設など各社を代表する皆様、社員の方々にお世話になり、また、中野さんはじめソシオエンジンの各位にはこまかいご配慮をいただいた。
実習生の話は多岐にわたった。
現地での経済活動の復興とより幅広く深いかたちでの地域の活性化、西にいる我々との共同・連携、大学での勉学と起業活動の両立などなど、何時間でもデータと経験が言葉になって出てくる勢いである。落ち着いた話しぶりにも驚く。
機会があれば更にこのチャンスを深めてよりはっきりした成果にまとめたいというのが、彼ら三人の一応の共通点だろうか。報告文書を書き終えて解散。
第三期の参加希望者を交えて歓談のときを過ごす。
今日は、井口、瀬津君とまた会えた。三君がそれぞれ現地での仕事を進めるため再び東北に行く希望をもっている。
内閣府の事業が良い刺激になり、地域のイノベイティブなインキュベーション(社会的企業の活性化)となり、大きく実ることを期したい。
デスクワーク中心の毎日の中で、どうしても無数の小さな困難に消耗してしまい、参ってしまう傾向が私たちにはあるみたい。
困難に立ち向かおうとする若者たちの奮闘を目にして、襟を正したい気持ちであった。

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