事務局長たちと共に「ジョブカフェ/愛work」すなわち「えひめ若年人材育成推進機構」を市内にたずねる。
松山市の中心街の構成は、丁度、大街道(おおかいどう)が銀天街(ぎんてんがい)と繋がって、L型に商店街が直角に折れ曲がっている。その銀天街へまがったところにあるGETのビルの4階に、上記の機構がおかれている。空間的に見ても、大きな組織だと思った。圧倒された。
平日の午後2時半過ぎだったが、沢山の職域開拓を求める人々がブースを埋めている。
センター長の大内 氏とコーディネーターの不動氏のおふたりにお会いすることが出来た。
いただいた統計資料は興味深いものだった。
まず、新規登録者の数的な推移であるが、平成16年度から21年度までに、無業の方々は7100名余りが登録。在職者は3600名。注目すべきは在学生の登録数の推移である。
16年度に566名だったのが、21年度で1463名である。ざっと三倍増である(累積で5787名)。
就職決定者も特徴的である(比較はいずれも平成16年度実績と21年度のもの)。
学生は、115名が、576名へと飛躍している。五倍である。
学生以外の方々が、519名から1506名へと三倍化しているのに比しても、顕著な数字ではないだろうか。
こうして、累積で見ても、この間に、学生の2442名が就職を決定しており、学生以外の階層の方々は、6989名となっている。
いずれにせよ、大学からあふれ出た求職希望者が若年人材育成の為の機構組織のお陰で受け止められ、就業対象の職域を拡大しつつ就活を成し遂げている実体の一端が理解できたのであった。
お二人ともお忙しい中を時間をいただいた。長いこと意見交換をさせていただいた。
上記の様な詳しい統計実績表と、分かりやすくしっかりとまとめられたパンフレットをいただいた。わたしたちのNPOにとっても大変に勉強になった。有り難うございます。
帰りに大街道のスターバックスでエスプレッソを呑む。苦いので思わず緊張の目が覚めた。ぶらぶら歩いて大学に帰る。
このいわゆるロープウェイ街の道筋、以前に比べてNPO法人の看板が増えたみたい。
雨降りは止んで、蒸し暑い6月のような午後になった。なににせよ気温が上がってくれた方がいい。
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