2012年1月31日火曜日

学生事務局会議にて


昼は学生事務局会議。291時半開場の南加ホールでの東北支援のNHKトークショウ(サンドウィッチマンさんが来学)について情報共有。とにかく皆さんに呼びかけないと。
それから今日はやや趣向をかえて、ユーロ危機について考えてみた。参加者にとって一見とても複雑に感じられたみたい。しかし、アメリカのサブプライムローン破綻に端を発する金融危機[リーマンショック]の応用問題と見ることで、大きくアナロジーが働くはず。EUが結局、中央部の先端技術を有する金融強国による周辺部諸国の資源の刈り込みに終わるのか、あるいは、諸国民連帯の新基軸に成熟してゆくのか、まさにここが分かれ目だ。EUの専門家は時に統合の拡大深化が絶対に善なるものだという前提で語る場合が多いが、「善なるもの」にUnionを押さえ込んでゆく具体的な政策的発想が乏しくないか。フランスを対象にしておきながら、EUについては勉強も浅いが、素人目にはどうしてもそういう印象がぬぐいきれないのである。しかし、…思わず議論が長くなってしまった!

ランスの大聖堂を背景に。
二度の戦火に焼かれた大聖堂が絶え間なく修復されてゆく。
とにかく大きい。
駅前から市中心部に向かうと、上空にヌッと尖塔が突き立っている。

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