2010年7月12日月曜日

参議院選挙が終わる

激しい参議院選がおわり、各党派の勢力配置も明らかになった。
小澤ガールズも今回はそれほど勝てなかったみたいだ。しかし、小澤氏のことだから次回、またその先と、衆参おりまぜて深謀遠慮があるのであろう。選挙区での死票もひどく多いし、一票の格差もひどいものだ。これが最善の選挙システムとは考えられない。
自民党は揺れ返したのか、かなりの議席数だ。ある有力紙の論説で、自民は勝ったと思ってもらっては困るとあった。相手のミスによるいわばオウンゴールだというのだ。今後の推移に注目だ。
これで、皮肉にも自公政権の末期にその国会運営を悩ませた衆参のねじれに、今度は民主党が神経をつかうということになる。まったく回り舞台のようである。
政権の動向にかかわりなく、地域の振興は待ったなしの普遍的な課題である。
選挙についてのインタビューをとのことで早くから約束していた記者さんが今朝やってきた。1時間半ちかくであったろうか、リラックスしてお話できた。この2週間はTV番組を出来るだけ見て、新聞記事を詳しく読み続けた。今朝も地方紙、全国紙をコンビニで買いそろえて、選挙結果をうけた各紙の論評に克明に目を通しておいた。
若手の記者さんとは意外に話が発展した。
流石に、マスコミの方々はNPOの動向などにも敏感である。
政治は時に混乱し、荒天の小舟のようなことになるかもしれない。ニッポン丸も航路が決め難いだろう。
論理的には飛んでしまっている。またこれは手前みそは重々承知の上だが、やっぱりこれからは、NPOの活躍次第だろうと確信した。
地域を活性化するのには市民が取り組みに乗り出す以外にない。個人では限界がある。行政では縛りがきつすぎる。だから非営利団体NPOの出番である。NPOが仲立ちして大学人と地域住民と行政がスクラムを組むことだ。人材を養成し、新しい公共をになってゆくソーシャル・ビジネスを興して、雇用も生み出し、地域の生活上のファシリティも向上させてゆくことである。学生諸君はもちろん、地域の各年齢階層の中には沢山の才能が眠っている。もったいないの一語に尽きる。
最近はNPOの幹部だったという候補者が各党の中で増えている。しかし、地域の市民活動の現況を物語ってか、上記のような正攻法の議論をおこなう候補者はあまり見当たらなかった。
NPOの活動の実質化、大規模展開が必要であり、単なる肩書き製造所になってはならない。豊富な事業内容、強い財務体質、沢山の雇用の創出、新しい公共をつくりだすこと。それこそ今後の展望なのだ!
各種選挙公報やビラ
選挙結果を特大の活字で報じる各社

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