愛媛大学農学部の小田清隆先生にお誘いをいただいて上記の催しに参加した。
朝10時から、農産漁村地域マネジメント特別コースやリーダー養成プログラム、地域インターンシップや社会人学び直しプログラムなど多彩な社会人受講生や学部の学生さんたちの報告が続いた。
いずれも一生懸命であったし、好感をもった。
社会人の方々が積極的に参加されていて、川原さんの「ハート瀬戸田 未来計画書」など、営農を基盤にしながら連携の幅を広げ、自らが基盤としている地域の良さを再発見し、それを広く人々の共有財にするという意図がよく分かった。
ご関係の地域のお仲間も沢山応援に参加されていて、一種の祭典[フェスティバル]の雰囲気がもりあがり、感動した。
さて、次第に多くのかたがたが集まってきて、午後の第二部冒頭の木村秋則氏による「リンゴがおしえてくれたこと」という講演には立錐の余地無いほどになった。第二会場にまわった方々もかなりあったろう。
木村氏は営農に関しては確固たる方針をもっており、これはいろいろと専門的な見地からは議論があるであろう。
昼食後の眠い時間ですね、人間眠い時には眠った方が良い、こうして遠隔地の皆さんにただいまこのようにお話しできるのは大変嬉しい。家族とリンゴの木のお陰です。わたしはその頑張りの助けをしたに過ぎないという、柔らかい人間的な冒頭のことばであった。なぜかこの木村氏の言葉に強く共感したし、心底ホッとするものを感じた。そのため講演全体も、たいへんリラックスして聞かせていただいた。
シンポジウムまでは所用で参加できなかったが、空前の参加者をこのフォーラムは集めたという(600名)。
食を中心に強い関心が人々の間におこっている。
改善と智恵の集約と実践の積み重ねが強く要請されるであろう。目立たない日ごろの海、山、圃場や教育機関での活動が、こうした集いの成功を支えている。
小田先生はじめ関係者のみなさんの会場運営上のご奮闘にまたなにより敬意を表したい。
はじめまして。こんにちは。
返信削除NPO法人ユニバーサルクリエートです。
記事を拝見させていただきました。
木村さんの講演会にご参加いただいて、誠にありがとうございました。ともに木村さんの思いを引き継ぎ、頑張っていきましょう。
NPO法人ユニバーサルクリエート
http://enmusubi.biz/~uc/